島根一人旅③ 2023/1/19~1/22
こんばんは。
前回の島根一人旅②の続きです。
サンライズ出雲を下車し、安来駅から足立美術館へシャトルバス🚌に乗っていきました。金曜日の平日でしたが、他にも数名同乗していました。20分程揺られ、到着しました。
足立美術館は、米国の日本庭園専門『The Journal of Japanese Gardening』が、全国900か所以上の名所旧跡を対象に実施している「日本庭園ランキング」において2003年から連続して日本一に選出されていたり、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも三ツ星評価されていたりし、海外での評価も高い場所だそう。
庭園のような落ち着いた雰囲気が好きなので、ガイドブックで知ってから絶対に行こう!と決めました。
外観の写真を撮り忘れてしまったので💦、早速庭園の写真からです。
この空間にいるだけで本当に心が落ち着きました。琴線に触れるとはまさにこのことなんだと実感しました。
写真が綺麗にとれていなくてうまく伝わらないのですが、名物のひとつとされる生の掛軸。床の間の壁をくりぬいて、あたかも一幅の山水画が掛かっているかのようにみえるのです。季節によって見える景色は全然違うと思うので、訪れるたびに違った印象になるんだろうな~
庭園を見終わった後は、絵画を鑑賞。絵画撮影禁止とのことで撮れなかったのですが、どれも時を忘れてうっとりしてしまいました。
足立美術館の代名詞ともいわれているのが、横山大観のコレクションだそうです。横山大観という名前だけは日本史で聞いたことはありましたが、絵をじっくり見るのは初めて。絵画や美術に全く詳しくはないので、絵の横に書いてある説明を読み、絵を見て感じとる、という鑑賞の仕方に私はなってしまいます。こんな何もわからない私でも何かを感じさせてもらえるのは、さすが歴史に残る偉大な芸術家だな~と感心していました。芸術の知識は全くないのですが、美しい芸術品を見ると心が落ち着きます。
近代の日本画等を鑑賞した後は、休憩で、足立美術館の茶室「寿楽庵」へ。
このような悠々とした空間で美しい庭園を眺めながら、美味しいお茶菓子とお抹茶をいただけます。
時々家でお抹茶を点てるのですが、自分が点てたのとは大違い😂泡が細かくクリーミーな感じがしました。
お菓子は、松江で有名な三英堂さんの日の出前。
その場で購入することもできます。
私は、足立美術館でしか売っていないと説明を受けた白砂青松をお土産に購入。庭園の白砂と緑をイメージした羊羹だそう。こちらも三英堂さんです。
まだ開封していないので、食べたら記事にする予定です。
お茶室でゆっくりした後は、現代の日本画を鑑賞のため新館へ。
私も表現者として生きていくことが使命だと思っているので(職業にできるほどの表現者ではないので、このようにブログを書いて表現するなどの趣味程度ですが^_^;)、参考になることが多くあった気がします。
日常生活を送っていると、気付かないうちに現実的な視点から物事を考えてしまいがちです。しかし芸術は、自分が感じたことを思うままに表現する、自分が観たいモノを探し、それを自由にかたちにすることができる、自由なものなんだなと大変勉強になりました。
所用時間2時間の予定が、気付いたら4時間も経っていました😅帰りのシャトルバスまで後20分。待合で待とうかな~思っていたら隣に美味しそうなお寿司屋さんを発見。
後20分では食べ終わらないか…と一旦バス停へ向かったのですが、諦めきれず、一旦聞いてみよう!と扉を開けました。シャトルバスの時間に間に合うように食べれますか?と聞いたところ、大将さんが笑顔で快く臨機応変に対応をしてくださいました😌特上にぎり10貫をいただき、どれも新鮮で美味しく、ほっぺたが落ちました。握り方もぱくっと食べられるよう、崩れないように工夫してくださったようでいろいろなお気遣いが嬉しかったです。鮨の食べ方まで教わり勉強になりました。ガリはお口直しと殺菌効果の役割あるのですね。恥ずかしながら初めて知りました💦
そして大将さんとお話ししながら、無事シャトルバスに間に合うように食べ終わりました。ごちそうさまでした♪
足立美術館に立ち寄った際はぜひ行ってみてください🍣
今回も長文をお読みいただきありがとうございました。
次回は、足立美術館から松江へ移動し、ホテルへチェックイン後、宍道湖の夕日を見たことと居酒屋さんで島根の美味しいものを食べたことを綴ります。